60までの自分磨き→60からも自分磨き(定年後)

50代後半からの日々を綴っています。60になり、また次のステージへ。

まさか辞表が

何気なく本当に何気なく、

知り合いの女医さんに以前から気になっていた血液検査の数値を話したら、

念のため精査する?と言われ、

普段なら忙しいから、と後回しにするところ、

たまたま有給で時間があったので、

彼女の昼休みに検査だけ受けたのは先週のこと。

そして今日、呼び出しがありました。

あれ?ただあとから結果を電話するね、

だったんだけどな。


そこで告げられた病名は、難病指定の病気でした。

最初、何を言っているのかわからず、

こういう時って、下手に知り合いだと却って気まずいもので、、、

治ることはありません。

緩やかに悪化、もしくは急激に進むか?

10%はかなり厳しい状態になります。

だそうです。


今のところはそう酷いわけではなく、

薬物療法ですが、かなり高額になる見込み。

はぁ、、、

こんな時、感情は無になるものですね。

他人事みたい。

さらなる検査を受けて結果は少し時間がかかるみたい。


仕事を抜けていったので、また戻り迷ったけれど辞めるから別に言わなくても良かったのですが、上司に報告しました。

しれっと嘘がつけなくて。動揺していたのかな?なんだか隠せなくて。でも言わなきゃ良かったかな?


すると上司が辞表を私に渡し、

「まだ出していないからなかったことにしたら?

ここなら福利厚生がしっかりしていて医療費の補助もあるし、通院も便利でしょう?治療でも休みやすいから気兼ねなく専念出来るし。

4月からは体調を考慮した部署配属も今ならまだ出来るかもしれない。だから残ったら?今ならここだけの話ですむ。」

と言われてしまいました。


そんなぁ、、、

まさかの病名にまさかの言葉。

呆然とする私に辞表を渡し「もう一度良く考えて」と去っていきました。

ちょっと病気のこと受け止めるだけで精一杯なんで思考停止状態。


何とか仕事に戻り、退社後すぐ姉に連絡しました。

「もう転職はやめてちょうだい!!有難い話じゃないの働きながら医者に気兼ねなく行けるなんて。医療費だって補助あるんでしょ?もう管理職なんてやめて楽にいさせてもらいなさいよ。」


一晩フリーズしたまま朝を迎えました。


ちょっと事実を書き出してみて少し落ちついてきました。

でも急にザワザワしはじめています。