「羊は安らかに草を食む」

傑作でした！

戦争の描写は生々しく、

しかし決してそれだけでなく、

老いていく今も生々しく、

それでいて生き生きとも描かれている。

さらにはミステリーを解いていく面白さもあります。

登場人物のシニア女性たちの悲しみには

胸が張り裂けそうになりますが、

時にはユーモアも交えテンポも良く

サクサク読み進めます。

ラストも十分納得出来て、

何だかエールをもらったような読後感です。

市原悦子さんあたりで映像化してほしい。

池内淳子さんや、八千草薫さんも。

実際には、

三田佳子さん、泉ピン子さんあたり？

これから私が進む道。

暖かい絆の友情は、身内よりも心強い。

私はベタベタディープな付き合いが苦手で、

全てを曝け出すお付き合いは出来ないけれど、、、

いざとなったら相談出来る友人は何人かは。

いずれにせよ、常に友人たちとも気持ちよく付き合っていきたいと改めて思いました。

本当におすすめしたい本。

母に渡そうと思います。

ただ文字がやや小さい、、、