60までの自分磨き→60からも自分磨き(定年後)

50代後半からの日々を綴っています。60になり、また次のステージへ。

退職までのカウントダウン

疲れが酷い中、

「良かったら、飲みに行きませんか?」と後輩から誘われました。

一応、送別会のようです。

今はまだ表立っての部内の送別会は見合わせになっています。

「あら、最後に口説かれても知らないわよ」なんて軽口をたたくことが出来るのも今だけ。

「あはは、まぁ危険だからもう一人くらい誘って」「あら、残念」

そんな会話もあと少し、、、

もう出来なくなるんだなぁ、と寂しく思うと同時に、彼の優しさが胸に沁みます。


昨日は久しぶりに顔を出したら、

系列へ転勤して行った人もわざわざ顔を出してくれたとのことで、申し訳なさと同時に懐かしさが湧き上がりました。

かつてはデスクを共にした中です。

人事を見て、別部署の方々から声をかけていただくことも多く、その都度の有難い言葉にただだ恐縮しています。


だいぶ昔、退職する人が

「最後だからみんな優しいけど、中にはやめてもらって良かった、と思う人が何人かいるんだろうな」と言っていたことを思い出し、

まぁ、そうかもしれないけれど、

おめでたい私はそんなことは感じず間に受けています。

そう言えば、先輩が、

「ねぇ、本当はやめてもらってうれしいんでしょ?」とやたら言っている人もいました。

なんだか、いつもひねくれている人だったから、苦手でしたが、本当に困りました。


実際はわからないけれど、わざわざ声かけされること、単純な私はあまり深読みせず、

お世話になりました、ありがとうございます、という気持ちしかありません。

馬鹿正直で損な性格だなぁ、と思ったこともあったけれど、まぁこれが私だし、こういう風にしかやってこれなかったから、随分小賢しい人に泣かされたこともありましたし、

逆にはからずも嫌な思いをさせたこともあったはずです。

それでも意地の悪いことをしたことはなかったと思います。当たり前ですが。

最後に正々堂々と退職出来るだけ、幸せです。