大人のピアノ
ムスメが自立してから取り残されたピアノ。
私と二人で連弾、発表会も参加した思い出。
可愛い可愛いピンクのドレスはずっと捨てられなかったけれど処分済みです。
ムスメは頑張ってくれて学校代表で区の音楽祭で合唱のピアノ伴奏に選ばれました。
私は心配で心配でピアノの家庭教師までつけたほどです。
当日は自分が弾くよりも緊張しました。
レッスンを受けていた先生もいらして下さり、
姉もわざわざ私を心配して来てくれました。
無事、演奏が終わり、ただただ私は安堵の涙。
夕方、ローカル番組で取り上げられました。
運良くムスメの学校が出ていて。
大きな会場でだったので、学校ごとに席が割り当てられていたから、
あまり近くで見ることが出来なかったのですが、TVではムスメの姿が大きく映っていました。
今考えると、
ムスメは楽しかったのだろうか?
みんなと一緒に合唱していた方が良かったのかもしれません。
本人から立候補したわけではないみたいでしたから。
私のうかれっぷり、、、自分を投影させていたのかもしれません。
自分が出るかのように緊張し、終わった時のドヤ感。
失敗すれば腹が立つし、上手く行けば自分の手柄のような母親でした。
どんな結果であろうと、
もっとおおらかに包みこむようにして見守ってあげれば良かったなあ、と思います。
ムスメは、
良い経験だった、また落ち着いたらピアノやろうと思ってる、と言ってくれますが、、、
いつも気を遣わせている様で、、、
そんなことを考えて久しぶり弾いてみました。
これからは自分の好きなようにピアノを楽しもうと思います。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。