母の老い
私は欲しいものもないし、姉はよく母のところへ行ってくれているから、ゆっくり買い物をして欲しい。
ムスメにも好きなものを買って欲しいと考えていました。
母はもうだいぶ足も弱くなってきています。
食料品や食器、あとは寝具あたりで良いでしょうから、私が付き合うことにして、二人には少し自由行動で待ち合わせを提案しました。
母のいない時に姉もムスメも、私に気を違ってくれましたが、私は全然そんなことないから、とお互い気持ちよく一旦別れました。
別れた直後から、母はトイレに行きたい、と言い出し、やはり、と感じました。
最近、母の便秘がひどいのです。
食も細いし、水分も取らないことも要因かもしれません。
急にもよおすと、すぐトイレへ直行、しばらくこもります。
なるべく時間のある良いタイミングだとたすかるのですが、今回は自由行動の時にきました。
私ひとりの時で良かった。
母はきてはをつかうのですぐに出てきては、でもやはりまたトイレ、を繰り返すので、
お母さん、私、帰り寄るお店調べなきゃだからゆっくり入ってて、と言ってトイレへ連れて行きました。
結局、自由時間ほとんど母はトイレの中でした。
姉もムスメも心配して交代するからどこ?と連絡をくれましたが、大丈夫、心配しないで、と返して結局母の出てきたのは待ち合わせの10分前。
ちょうど待ち合わせ場所に間に合いました。
どんなに母が私に気を使うかと思いましたが、意外とそうではなく、少し拍子抜け。
いつもなら、もう迷惑をかけるから行かない、とかまた面倒くさいことを言いそうなものですが、それほどでなく良かったと思います。
帰ってきてから、姉から私を気遣う電話がありました。
私は姉やムスメに買い物を楽しんで欲しかったので大丈夫なのですが、二人で話している間に、もしかしたら母はもう自分のことで精一杯になっているのかもしれない、と感じました。
悪そうなされるのも嫌なので、まあ良かったのですが、母らしくない気もしています。
だんだん介護を受け入れていったり、当然のようになっていくのか、、、?
少なくとも、その都度悪がられたらお互い大変なのでこんな風に受け入れてもらっている方が気が楽です。
姉は、紙パンツも履いてもらってでも色々まだまだ連れ出そう!今度は私が付き合うから、と言ってくれましたが。
常々、子供に迷惑をかけるのだけは避けたい。と言っていた母です。
そしてあまり母を好きではない私。
果たして行く末は?
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