自然の中の美しさにはかなわないから
紅葉狩りへ。
少し早いかな?と思いましたが、
だいぶ色づいていました。
紅葉の着物。
この時期、よく来ていました。
以前、花見に桜柄の着物で出かけようと考えていましたが、ある方が、花見に桜柄は無粋、とおっしゃっていて、なるほどと思いました。
「自然の中の花が一番美しい。その中で張り合ったように着飾るより、自然の桜を引き立てる装いが粋」
花嫁のドレスと被らないよう白を避けると同様、露骨な桜柄より、半衿や帯留めなどに取り入れたり、着物でも花びらとかの柄で、少しだけ取り入れる方が、自然の花を生かす装いになるそうです。
この時期は、紅葉柄の着物の方が多いのですが、着物と帯を紅葉柄、半衿、帯留め、バッグまで紅葉柄の方がいらして、圧倒的存在感でした。
どれほどの紅葉好き?と突っ込まれていましたが、私もやりがちなので、花見の心得を思い出しては自戒しています。
還暦過ぎたら、好きなものを着る。
紅葉づくしも貫禄で着こなせばあっぱれです。
ただ私はどこか一点取り入れて楽しむ、自分が主役でないときは潔く脇に回る、そんな年齢の重ね方をしようと思います。
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