何かあっても生きていける②
それは取引先から誘われた講演会。
そう気乗りもしなかったものの、予定もなかったので出向きました。(取引先の主催です)
講師の方は弁護士さんで、さぞや輝かしい経歴かと思いきや、、、
挫折に次ぐ挫折の波瀾万丈な半生でいらっしゃいました。(それはまた後で知ることになるのですが)
今なさっている取り組み、これからの夢などお聞きするうちにすっかりその志しに感激し帰宅しました。
数週間後、取引先で偶然、その講師の方がいらしていました。
ちょうどお帰りになるところが一緒でしたので、思い切ってお声かけさせていただきました。
とても良い講演会だったこと、弱者に寄り添う取り組みに感激したことなどお伝えしました。
お話しした際も感じがよく素敵な方でした。
その際、名前を聞かれましたので名刺を渡しましたが、数日後、著書が送られてきたのです。しかも私の名前も入れたサイン入りで。
早速読み進めると、そこには大変ご苦労された半生が綴られており、とても努力されている姿がありました。
その中で弱者側だった自分だからわかること、それを強みとして、弱者に寄り添う活動を行っていらっしゃる。
本当に素晴らしいと思いました。
早速、お礼状を出しましたら、現在取り組んでいらっしゃるプロジェクトの見学にいらっしゃいませんか、とお誘いいただき先日おじゃましてきました。
そこでは沢山の方が手弁当で活動していました。
本当の豊かさってなんだろう。
そんなことを考えながら帰り道に、参加者のお一人と駅まで一緒でした。
大体同世代だと思います。
離婚相談から、現在ボランティアで参加しているのだそう。
絶望的だったけれど、生きていかなきゃならないし、不安ばかり感じていてもしかたないじゃない?と笑う彼女。
仕事はいつか出来なくなるし、その日はやってくる。先のこと考えてばかりいても確かにしかたないこと。
人それぞれの生き方があって、生きていくしかないのだ、と思うと、仕事を辞めても生きていくしかないのだから必要以上に不安がらず、何があってもなんとかなるさ、と少し気が楽になったのでした。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。