婚外恋愛を考える
何故かわりと昔から恋愛相談されることがあります。
もちろん信頼して話してくれたことを口外する気はありませんし、
匿名の場であっても相談内容を公表するつもりもありません。
婚外恋愛の話も何回か聞かされましたが、
確かに不誠実なことです。
それぞれのご家庭、ご家族があるわけで、傷つく人間がいるのですから。
絶対に許せるものではありません!と、40代まではそう考えていました。
もうバッカじゃないの?サッサと別れて!と、話もよく聞かずにアドバイスとするというか、
ケジメをキチンとつけてからにして!、と押し付けるような言葉しかかけていなかった気がします。
今ももちろん許されることではないとは思います。
ただ50代になった頃からか、
人が人を好きになる感情を第三者が断罪する権利ってあるのだろうか?とふと考えるようになりました。
誰だって真っ当に生きたいと願っているでしょう。
でもどうしても違う道、わかっていても戻れなくなる道に行ってしまうことってあるようにも感じます。
会える喜びと会えない切なさの中、笑顔と涙を見せつけられると、同性のせいか愛おしいようないじらしいような気になってしまい、今や私はキツイ言葉が出てこなくなりました。
こんなに苦しみながらもやめられない、麻薬のような何かがあるんでしょうね。
なんて疲れる日々なのか、と感心しますが、
いつか今の形は変わっていくことを本当はご本人が一番良くわかっているはずで、答えも出ているんじゃないかな。
ただ時に誰かに言わずにはいられなくなるんでしょうね。
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