古い感覚の母に育てられたムスメ
先日、クライアント先で中途採用の方がお菓子を持って挨拶に来ました。
今はもうそんなことしない人も多いのでしょうか?
私も春に転職した際、初日に菓子折りを持って行きました。
ムスメにも入社の際、研修後、配属先にやはり菓子折りを持たせました。
同期がそんなことしないかも、自分ばかりじゃ気まずい、と言っていましたが、私はそれは今後そうすれば良いわけで、別に最初は皆に相談もできないわけだから個人の判断で良い、渡す際もタイミングを見て渡せば、受け取る側も上手く対処してくれるはず、もう社会人なんだからそこらへん考えなさいよ、と言いました。
結局、直属の上司にさっと渡し、上手く目立たぬよう配っていただけたようでした。
その後、有志で女子会を開いてもらい、その際はムスメだけでしたので、本当にささやかなものを人数分持たせました。
歓迎会も数回あったようですが、その際は必ずすぐ全員にお酌をして回ること、翌日は午前中に全員にお礼を述べること、不在の方には後日で良いから、「昨日まいりましたが、お会い出来なくてお礼遅くなりました。」と添えなさい、と伝えて、その都度、ムスメは、タイミングがとか何だかんだ言っていましたが、何とかこなしたようでした。
きっとこんなことは昭和のやり方なのでしょうね。
以前からムスメには、お礼は三度。一度はその時、次は翌日。最後はその後また再会した時。とうるさく言い、時にはお礼状も書かせていました。
もちろん私も定年後にはすぐ各部署とお餞別下さった個人の方全員にお礼状を出しました。
本当に古い女です。
ただその古い世代がまだ社会には多くいるのです。
ムスメには古い世代がどう思うか、どうすれば良いのかを叩きこんでます。嫌がりつつもまお何とかやっているようですが。
私は若い子がとんでもないことをやるたび、ムスメにあなたならどうした?と聞きます。
時折、ムスメから、同様のことをするよ、という返答が来てがっくりしますけど、、、。
ただ、なぜそうしたのか理由をよく聞いてみたり、どう注意したらピンと来るかなど聞いたりしています。意外と考えていないようで若い子なりの意味があったりもして、なるほどなぁ、と思うことも。
逆にムスメからも、こんな上司はイタイ!と言われ、我が身を振り返っています。
たまに食べたくなるプリン。
これも昭和からあるのかなぁ?
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