幸せのお裾分け
先日、友人たちとzoom飲み会をしました。
ドタバタしながらも、なんとか全員集合し、
久しぶりに喋った笑った!
面白かったなぁ。
そのうちの一人は先日、一人娘さんを嫁がせた。
尤も、すぐ近くに住むことになり、よく夫婦で顔を見せにくるそう。
「全然あちらの実家に行かないみたいで、本当に悪くて。婿さんは行っても、たいして話もないし、なんて言うから、大丈夫かしら」
とはいえ、嬉しそうだ。
本当に良かったね、と皆で祝福。
何しろ大変な思いで育ててきたことを知っているから。
今の幸せは彼女が自ら自分で作り上げたものだ。
シングルマザーになるまで悩みに悩んでいたが、いざ決断したら、持ち前のバイタリティで、弱音を吐かず愚痴もこぼさず働いてた彼女。
そう、本当はそういう人だったのに、結婚ですっかり萎縮し自信のない諦めてばかりの女性になってしまっていた。
私たちは、そんな生活を心配しつつも、何も出来ないままだったが、
彼女が、もう無理、と言った時から、一致団結、とにかくなんとか力になろうと動き出した。
いくら高収入で高学歴な夫でも、まるで尽くしがいのない男性、人格を尊重されない生活にもう納得しない、とそう彼女が決断してくれたから。
「娘を見ていてね、もし今の自分が娘だったら、私は胸が張り裂けそうになる。だから娘にも可哀想な親と思われたくないと考えたの。」
立派に成長した娘さんは本当に良いお嬢さんで、母思いの優しい子供さんだ。
母の頑張りを知っているから、きっとこれからも仲良くやっていくだろう、と私たちも嬉しくて仕方ない。
一番先におばあちゃんかな?とからかうと、イヤだー、とはじけるような笑顔が画面に広がった。
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