60までの自分磨き→60からも自分磨き(定年後)

50代後半からの日々を綴っています。60になり、また次のステージへ。

読書日記① 成熟スイッチ 林真理子

読んでよかった。

いや、教えてもらって良かった、とでも言うべきか。

林真理子著・成熟スイッチ。


ananは後ろの林真理子から読んでいた私。

さすがに日大の理事長になるとは想像もしていなかった。

結婚前は、この人結婚しないのかなぁ、と思っていたし、お子さんも難しいのでは?と失礼ながら勝手に考えてた。

当時、女性はクリスマスケーキ、と言われて適齢期は23.24歳。25を過ぎたら死語である嫁の貰い手がない、と言われていた時代。

活躍している女性は独身がほとんどだったし、30過ぎは高齢出産だった、と記憶する。

林真理子さんは、リップサービスであったのだろうが、結婚したいというようなことを話していたし、ご主人がインタビューで妻は子供を望んでいる、とおっしゃっていた。

スラリとハンサムなご主人に、女の子に恵まれて、お仕事も未だ第一線でご活躍中の彼女が、今度は日大の理事長になられた。

今まで大変な努力とご苦労があったと思うが、本当にさらりと明るく書いておられる。

そこには、気配り・好奇心・行動力という積み重ねがあり、文中、私たちに余すことなく知恵を授けてくれている。

私は昔から、成熟した大人の女性になりたかった。組織の中であまりにも幼稚なことから理不尽な目にあった時、自分のことはタナにあげ、もう少し大人になってほしいなぁ、とか、もう一人ここで大人がいたらまた違ってくるんだけど、などと思ったりしていた。

自分で気にかけて行っていることもあれば、そうかぁ、と取り入れたいところもある。

本当に教えていただきありがとうございます、と言いたくなる一冊。